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全身麻酔中の肺保護 - dgt-2210-2020

全身麻酔中の肺保護

過去20年間にわたり、全身麻酔は安全ではあるが、呼吸器系障害を生じる可能性があるというのが確立した事実となっています。 筋肉麻痺、気道確保、人工呼吸、患者体位および手術などが個々にまたは組み合わされることにより、合併症を引き起こす可能性もあります。 ドレーゲルでは、様々な局面から手術室における肺保護換気に注力しています。 当社が急性期治療のスペシャリストである理由はそこにあります。

肺保護換気戦略に寄与する可能性があるのはどの人工呼吸器設定やパラメーターでしょうか?

毎年2.3億件を超える外科手術が世界的に実施されています1。 これらの手術では多くの場合、人工呼吸器を使用した全身麻酔が行われており、患者は術後肺合併症のリスクにさらされます。 このトピックに関する研究はいまだ結論に至っていませんが、過去数年間で得られたエビデンスでは、すべての疑問に対する十分な回答が揃っていないにもかかわらず、手術患者への肺保護換気戦略の使用が示唆されています。

この記事では、術中の肺保護換気戦略に関する現在の議論を検証します。 検討した文献では以下の人工呼吸器設定およびパラメーターに焦点が当てられています: 一回換気量 (VT)、呼気終末陽圧 (PEEP) の使用と適用された吸入酸素濃度 (FiO2)、リクルートメント手技およびプラトー圧/換気駆動圧。 術中の肺への一回換気量範囲の影響については、多くの研究で討論されています。 これらの検討では、一回換気量 (VT) を減少させる肺保護戦略が、PPCの発現に対するプラスの効果があることを示唆しています2。 しかしながら、これは現在の手術室における標準ケアではありません。 一方で、PEEPの使用とメリットについては、今もなお意見が分かれるところです。 現時点では、最適なPEEPは定義されていませんが、中~低PEEPを支持する傾向が見られます3。 また、個々の患者にPEEPとリクルートメント手技を適応させるための漸増アプローチが推奨されています。 FiO2 に関しては、今まで吸入酸素濃度の上昇は、酸素化や術後悪心、嘔吐 (PONV) ならびに手術部位感染を改善すると考えられてきましたが、 この認識には、変化がありました1

術後合併症 (PPC) を低減させる方法の詳細については、以下の臨床ホワイトペーパーおよびテクノロジーインサイトをご覧ください。

手術室における肺保護換気の最新情報

麻酔中の保護換気の必要性は、高まる一方です。 以下にこのトピックに関するホワイトペーパーなどの最近の動向や最新の文献をご紹介しています。ここでは科学的文献に基づく背景情報などがさらに詳しく解説されています。

手術室現場での肺保護換気
ホワイトペーパー: PPCを減少させるオプション

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テクノロジーインサイト 肺保護換気
テクノロジーインサイト: 肺保護換気

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ドレーゲルのホワイトペーパー「肺保護換気の導入」

ホワイトペーパー: 肺保護換気の導入

このホワイトペーパーでは、肺保護換気などを導入する際に発生する可能性のあるそれぞれの課題の概要を紹介します。

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手術室での肺保護換気のさらなるサポート

手術室内の肺保護換気は、麻酔ワークステーションに対する多大な需要を生み出します。 以下のビデオで詳細をご確認ください。 

ANZCA 2015でのドレーゲル - Dr. Chris Thompsonによる高度な換気テクニックに関する講演

高度な換気テクニック

実用的なワークショップ: ANZCAでの高度な換気テクニックに関するセッション
Dr. Chris Thompson (オーストラリア、シドニー) による講演 (英語)

「手術室における保護強制換気」

英国、ロンドンで行われたEuroanaesthesia (欧州麻酔科学会) 2016でのドレーゲル ランチ シンポジウム 「手術室における換気の見直し」

「手術室における保護強制換気」
Dr. Paolo Pelosi (イタリア、ジェノヴァ) による講演

肺保護関連トピック

手術室における医療ミスの防止を目指す麻酔科医

麻酔のエラー – 責任は誰にあるのか?

減量手術中の肺保護 – 適用された麻酔方法

肥満患者の全身麻酔中の肺保護

小児麻酔

麻酔中の小児患者への換気

X線写真を確認する肺リクルートメント中の医師

全身麻酔中の肺リクルートメント

ドレーゲルの術中自発呼吸と肺保護換気

術中の自発呼吸

ドレーゲルの低流量麻酔

肺保護のための低流量麻酔

保護された肺のイラスト

最も保護を必要とするときの肺の保護

患者1人1人の肺換気のニーズに合わせる方法に関して理解を深め、さらに患者アウトカムを改善しながら、病院のリソースを最大化する方法をご覧ください。

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ドレーゲルに連絡

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ドレーゲルジャパン株式会社
メディカル事業部

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〒135-0047
東京都江東区富岡 2-4-10

03-5245-2390

03-5245-2226

参考文献

  1. Weiser, TG, Regenbogen, SE, Thompson, KD et al. An estimation of the global volume of surgery: a modelling strategy based on available data. Lancet. 2008; 372: 139–144
  2. Serpa Neto, A, Schultz, MJ, Slutsky, AS. Current concepts of protective ventilation during general anaesthesia. Swiss Med Wkly. 2015;145 :w14211
  3. Pelosi P, Ball L. Intraoperative mechanical ventilation in patients with non-injured lungs: time to talk about tailored protective ventilation? Ann Transl Med 2016 Jan;4(1):17