「トリガーフリー」麻酔のためのドレーゲル麻酔ワークステーションの準備
—悪性高熱症は稀ですが、罹患しやすい患者には特別な麻酔管理が必要です 1 。 米国悪性高熱症協会 (MHAUS) 2 と欧州悪性高熱症グループ (EMHG) 3 は、「トリガーフリー」麻酔を提供するための麻酔ステーションの使用について、3つの選択肢を推奨しています。
悪性高熱症は稀ですが、罹患しやすい患者には特別な麻酔管理が必要です 1 。 米国悪性高熱症協会 (MHAUS) 2 と欧州悪性高熱症グループ (EMHG) 3 は、「トリガーフリー」麻酔を提供するための麻酔ステーションの使用について、3つの選択肢を推奨しています。
1 - トリガーフリー麻酔にのみ専用の「Vapor Free」ワークステーションを使用する。つまり気化器を使用しない麻酔器を指定する。
2 - 麻酔ワークステーションをフラッシュにより準備する。
3 - 呼吸回路に活性炭フィルターを使用する。時間が限られている場合にこの方法を使用することができる 4。
ドレーゲルの麻酔ワークステーションをフラッシュにより準備する方法について、ドレーゲルの推奨事項(上記2を参照)を以下の資料でご確認ください。薬剤濃度が5ppm以下になる効果は、当社の研究所で検証済みです。
ドレーゲルの麻酔ワークステーションのフラッシュの手順は、以下の点を考慮してデザインされています。
1 - 完全に洗い流されなかった麻酔薬の放出遅延による、いわゆる「リバウンド効果」 5 。 一旦5ppmに達しても、再び濃度が大きく上昇することがある。
このため、フラッシュの手順で示される時間は、リバウンド効果後に5ppmの閾値に達することを確認するため、いわゆる「遅延ウォッシュアウト時間」も反映している 5 。
2 - 麻酔薬濃度を高める可能性のある通常のアクセサリーやオプション(例:フレキシブル換気バッグアーム)
それぞれのドレーゲルの麻酔ワークステーションについて、2つの異なるフラッシュの準備方法を説明します。
1 - ロングバージョン (再処理も蒸気滅菌もしていない既存の呼吸システムを使用)
2 - ショートバージョン (新品、または製品によっては再処理や蒸気滅菌された呼吸システムを使用)。各チェックリストに記載されている情報にご注意ください。
いずれの準備方法も、その効果を保証するためにドレーゲル純正アクセサリーのみを使用することを前提としています。他メーカーのアクセサリーは、ガス吸収特性の異なる材質を含んでいる場合があり、フラッシュの結果に悪影響を及ぼす可能性があります。
ご不明な点がございましたら、お近くの当社担当者までお問い合わせください。
参考文献
1Residual volatile anesthetics after workstation preparation and activated charcoal filtration; Müller-Wirtz, L et. al. In: Acta Anaesth. Scand. 2020; 64; 759-765
2Malignant Hyperthermia Association of the United States (MHAUS). https://www.mhaus.org/
3European Malignant Hyperthermia Group (emhg). https://www.emhg.org/
4Preparation of Anesthetic Workstation for MH suspected or susceptible patients. Recommendation of the emhg (accessed: 22nd Sept 2020): https://www.emhg.org/recommendations-1/2018/2/27/preparation-of-anaesthetic-workstations-for-mh-suspected-or-susceptible- patients
5 The Sevoflurane Washout Profile of Seven Recent Anesthesia Workstations for Malignant Hyperthermia-Susceptible Adults and Infants: A Bench Test Study; Kern, D. et.al .: Anesthesia & Analgesia 119 (2014) 7, pp. 67 - 75
ドレーゲルに連絡
—
