Alcotest^® 5000は、1分間に最大12人のアルコール検査を行い、飲酒の有無を確認することが可能です。 警察や民間の安全管理者にとって、多人数のアルコール検査を短時間で行うことは、非常に難しい課題です。 例えば、大規模イベントやスタジアム、工場・プラントの入場検査、公共交通機関や空港の保安検査での入口管理などが挙げられます。 アルコールが検知された場合は、必要に応じて、ドレーゲルのスクリーナーまたは証拠用アルコール検知器を使用して、血中アルコール濃度に換算できるレベルの正確な測定を行うこともできます。

アルコール検査は、被験者の身体に接触することなく行えます。 検査は吹込みファンネルに息を吹きかけるだけで実施できるため、被験者ごとにマウスピースを交換する必要がありません。 Dräger Alcotest 5000吹込みファンネルは、呼気が逆流するのを防ぐ独自設計のため、前の被験者からの病原菌などを吸い込んでしまうことを防止します。 また、吹込みファンネルは容易に交換できるため、衛生的に使用・運用することが可能です。​

使い勝手が良く、OKボタン1つによるシンプルな操作のAlcotest 5000は、実績豊富なドレーゲル・アルコール検知器の最新世代です。 2つの矢印ボタンを使用して、検査結果履歴の表示、測定番号のリセット、次回校正日の確認、表示言語の設定などを容易に行うことができます。 また、検査手順の案内は、言語に依存しない分かりやすいアイコンにより、ディスプレイに表示されます。

大型トラックの運転席に座っているドライバーなど、検査者と被検者との距離が離れている場合は、Alcotest 5000の背面にある1/4インチネジ接続部に一般的な自撮り棒を取り付けて検査することが可能です。 これにより、呼気中アルコール検査の実施を素早く行うことができます。

Alcotest 5000は、新品電池1セットで5,000回以上の検査(被検者の吹きかけによる通常検査、大気中や飲料水内のアルコールの有無を確認するパッシブ測定)を行うことが可能です。

65年にわたる実績と経験を有するドレーゲルは、呼気中アルコール検査の分野における世界的な市場リーダーです。 アルコール検知器Alcotestシリーズは、多くの国で警察の飲酒検問や取締り用途などの交通監視に使用されています。 Alcotest 5000は、ドイツ国内で製造されており、非常に高い品質基準を満たしています。 高性能な電気化学式センサ技術を使用し、高精度な検査性能と信頼性の高い結果を実現しています。