
Dräger Vapor® 2000 / D-Vapor®
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安全性と使いやすい機能
Vapor 2000シリーズとD-Vaporには、以下の機能が搭載されています:
- Auto Exclusion気化器取り付けシステム*により、2台の気化器が同時に使用されることを防止: 1台の気化器のダイヤルを回すと、もう1台の気化器のダイヤルは回らなくなり、使いやすさと患者様の安全性を強化
- 濃度調整ダイヤルをT位置にすることにより、搬送時に傾けたり上下を逆にしても、麻酔薬が漏れたりすることなく、安全な移送が可能 移送完了後、気化器は直ちに設定された通りの動作を継続
- 標準的な麻酔薬ボトル一本の薬液を注入できます
- D-Vaporでは、麻酔薬の注入レベルが臨界量に達した場合、可聴アラームが発生
- 各麻酔薬専用注入システムにより、誤って不適切な麻酔薬で気化器を満たす危険性を排除
- 様々な注入システムから、顧客に最適な注入オプションを選択可能
- 色分けされたバヨネットキャップは、簡単に開けることができ、きちんと閉まっているかを簡単に視認可能
- 各麻酔薬専用アダプタを麻酔薬ボトルに使用することで、液剤の漏れを防止
- D-Vaporの内蔵バッテリーにより、電源障害が発生した場合でも継続して動作
- SelectatecおよびISOに準拠した23 mm円錐型コネクター搭載の他社製麻酔器にも対応
Perseus® A500では標準装備、Atlan®シリーズ、Aollo®シリーズおよびFabius®シリーズの全身麻酔器ではオプションです。 Auto Exclusion気化器取り付けシステムは、麻酔ワークステーションのDräger Interlock 2コネクタと互換性があります。
ワークフローの効率化
Vapor 2000シリーズおよびD-Vaporには以下の機能が搭載されているため、臨床医にとって非常に便利な気化器です:
- ガラスの後面には青い線を付け、薬液の注入レベルの読み取りやすさを改善
- 10〜40°C(D-Vaporは18〜30°C)の温度範囲で使用できるよう設計されているため、小児手術や 心臓手術、火傷、整形外科など加温や冷却が重要な役割を果たす特殊な手術においても、正確な投与量を保証
コスト節約の可能性
Vapor 2000シリーズおよびD-Vaporは、その堅牢な設計により、長期間故障のない稼働を実現するため、メンテナンスのコストや時間を節約できる可能性があります、その理由は:
- オーバーホールメンテナンス不要
- 耐用年数内の再校正不要