Infinity CentralStation Wideは、標準で 2 時間分のフルディスクロージャーとイベントを保存します。 より複雑なモニタリングが必要な場合は、患者さん1人あたり最大 16 波形、および 1,000 回の不整脈、またはアラームイベントの連続的な保存を行うフルディスクロージャーとイベントを、最長 120 時間まで拡張することができます。 解析を容易にするために、 ECG キャリパーがツールセットに含まれています。

虚血を識別するために Infinity CentralStation Wideを介してST変化を観察します。 わずかな変化でも検出するために、基準 QRS波を保存し、現在のQRS波の上に重ねて表示することが可能です。

Infinity CentralStation Wideは、一つのケアユニットから別のケアユニットに転送される患者さんのフルディスクロジャーとイベントを累積して維持することができます。 いつでもどこでも必要な時に患者さんの遡及的な情報を包括した病歴が利用可能です。 イベントはすべてタイプにより分類、グループ分けされ、治療に対する患者さんの反応を容易に評価することができます。 不整脈イベントは、複数誘導によるArrhythmia Classification Expert (ACE^®) アルゴリズムを使って Dräger の患者モニターで検出されます。

VentCentral アプリケーションは、患者さんの呼吸状態や治療の効果を解析するために役立つ換気データと血行動態データを収集します。 人工呼吸器の設定、換気波形とパラメータ、FVループ／PVループ、検査データ、トレンドを提供します。

Infinity CentralStation Wide は12 誘導ECG を計測できる Infinity モニターに接続されている場合、12 誘導診断報告書を作成します。 測定と解釈は、成人と小児患者さん用のグラスゴー ECG アルゴリズム解釈に基づいています。 この立証済みのアルゴリズムは、患者さんの年齢、性別、治療、臨床分類を考慮し、臨床的な決断を支援するためのより正確な解釈を提供します。

Infinity CentralStation Wide は、非診断用 ECG 波形（最長 24 時間、12 誘導を含む）の永久的保存、詳細解析とレポート用等に外部システムへのエクスポートをすることができます。

Infinity CentralStation Wide は、最長 120 時間のトレンドを保管し、グラフまたは数値の形で表示できます。 自動的なスケーリングは、わずかな変化や識別に役立ち、患者さんの時間経過を伴う病状の深い理解を提供します。 これは臨床的解釈に基づいた早期介入に役立ち、アウトカムの改善の可能性があります。