• ​センサ: 電気化学センサ
• 設置: 本質安全防爆
• インターフェース: 4〜20 mA、バス、HART ^®
• 保護等級: 66/67およびSIL2
• 特記事項: ディスプレイ

Dräger は、お客様からの要望をもとにPolytron 7000 のシンプルかつ構造化されたソフトウェアメニューを開発しました。 大型グラフィックディスプレイに、アイコンやテキストでステータス情報が表示されるため、これらの情報を参照しながら校正や設定を行うことができます。

Polytron 7000 には 4 ～ 20 mA、HART®、LON、PROFIBUS®、FOUNDATIONS フィールドバス^™などの豊富な出力タイプが用意されているため、Dräger リガードファミリーはもちろん、他社の制御システムでも使用できます。 またモジュール設計によって、上記インタフェースの既設システムに簡単に組み込むことができます。

Polytron 7000 リモートセンサアダプタと延長ケーブルの使用で、電気化学式センサを Polytron 7000 変換器から最大 30 m 離れた場所に設置することができます。 これにより、変換器からのデータ取得や操作を安全な場所から実施したり、便利なロケーションからPolytron 7000 を操作･設定して、設置が困難な場所の有毒ガス･酸素濃度を検知したりすることが可能です。 また、ダクト取り付けキットを使用すると、高所の配管にリモートセンサを直接取り付けることができます。

Dräger Polytron 7000 には、リレーモジュールをオプションとして搭載することができます。 濃度警報 2 点と故障警報 1 点を備えたこの変換器は、スタンドアロンのガス検知器としてコントローラーなしで使用できます。また、アラーム装置はローカルで作動させることが可能なため、コントローラーとの接続に必要なケーブルのコストを削減できます。 またアナログ信号は、要件に応じてコントローラ側へ出力することも可能です。 (防爆エリアでの使用はできません)

Dräger Polytron 7000 は、100種類以上のガスを検知することができます。 DrägerSensor 電気化学式センサは、24 時間 365 日連続稼働を前提に設計されています。 センササイズは大型で、長い製品寿命が特長です。 内蔵のセンサデータメモリに、すべてのガス･校正情報と、基板温度および圧力補償を記録。Drager センサの測定性能は、他の追随を一切許しません。 またセンサデータメモリは、校正済みセンサをユーザー様による最小限の労力で、Polytron 7000 に再接続することを可能としました。つまり、Dräger Polytron 7000 は、現場校正不要の事実上メンテナンスフリーの変換器です。

3 種類のソフトウェアドングルによって、変換器に搭載された様々な機能を、ユーザー様および用途に合わせて活用することができます。センサセルフテストドングルを使用することで、Dräger Polytron 7000 は特許取得済である何種類ものセンサ試験を実施し、センサおよびガス検知システムの信頼性･機能性をしっかりとチェックできます。 最新のセンサ診断機能 (センサセルフテスト含む) ドングルは、センサの稼働状況に応じた余寿命診断を実施し、センサ交換スケジュールなどメンテナンス計画の最適化に寄与します。 データドングルにはデータおよびイベントの保存オプションが組み込まれており、 計測値や、アラーム･警報などのイベントを保存します。 データは赤外線インターフェイスで PDA m515-Ex にダウンロードし、PC で Dräger GasVision ソフトウェアを使って解析できます。またボタン 1 つで、変換器上の大型ディスプレイに 15 分間の濃度履歴を表示することも可能です。

オプションのポンプモジュールで、Polytron 7000 では到達が困難な場所からガスのサンプルを採取し、DrägerSensor 電気化学式センサで検知することが可能です。 ポンプキットも Polytron 7000 シリーズの他のアクセサリと同じくモジュラー式のため、既存の変換器に後付けすることも可能です。 (防爆エリアでの使用はできません)