緊急時には、急速に環境が悪化することがあります。 周囲が突然、煙または毒性ガスで充満された場合、すばやく脱出しなければなりません。 Dräger Saver CF は優れた視認性を有し、メガネ着用者や顔ひげのある人にも適するようにデザインされています。 開封すると、Saver CF は自動的に有効化され、呼吸用空気をフードに継続的に供給し始めます。 Saver CF は、現場から安全に脱出するために必要な貴重な追加時間を、着用者に提供します。

セイバーCFはソフトバッグまたはハードケースのどちらかから選択できます。また、潜在的な危険が存在する環境で、ポイントとなる場所の壁に簡単に取り付けることが可能です。 帯電防止の黒いケースおよび明るいオレンジ色のバッグの両方に、視界不良の環境においても優れた視認性を発揮する光ルミネセンスパネルと反射ステッカーが付いています。 コンパクトで軽量な セイバー CF は、胸バッグとして、また、肩かけで使用することもできます。 耐久性と耐炎性に優れた材質を使用し、洗浄可能で、水も表面から自然に排出されやすくなっています。

Dräger セイバーCF は、優れた流量特性を持つシンプルで安全が確保された減圧機構を採用しており、一定の空気流量をボンベが完全に空になるまで供給します。 空気供給が無くなる前に警報音が鳴ります。 10分あるいは15 分間の空気供給が行えるボンベから選択可能です。 耐炎性フードには、最大限の周辺視野を確保する大きなバイザーが組み込まれています。

SE タイプには、エンジンルームなどの場所に頻繁に存在する、オゾン、ディーゼルガスなどや高温に比類のない耐性を提供する、新開発のネックシールが装備されています。 これにより、悪条件下においても長時間安心してお使いいただける高い信頼性を実現します。 Dräger Saver CF15 の標準ユニットにもまた、SE オプションを組み込むことが可能です。

Dräger セイバーCF は、サービスおよびメンテナンスの必要がほとんどありません。 ソフトバッグとハードケースの両方についている透明なウィンドウにより、ユニットを開かずにボンベ内圧ゲージを簡単に確認できます。 セイバーCF は必要なときに、確実にあなたを守ります。

Dräger Saver PP は PPE (EU) 2016/425 規則の健康・安全要件に適合しており、EN1146 (2005)、DNV GL 火災証明および DNV GL タイプ認証証明に準拠して設計、試験されています。 また、SOLAS 第 II-2 章、船舶装置指令、圧力装置指令、および ISO 23269-1:2008 にも準拠しています。 帯電防止タイプは、爆発の可能性がある環境下での使用にも適しています（ゾーン 0）。